リマリアの作曲風景

リマリアの作曲風景

オリジナル曲【Re-Birth】を使って普段の作曲法を公開

リマリアことわたしが普段作曲するとき、どういう手法で作曲をしているのかをご紹介します。

 

今回はRe-Birthというオリジナル曲を使って、どういう作り方で曲作りをしているのかを順を追って解説してみます。
ちなみに既に公開しているオリジナル版【Re-Birth】はこんな楽曲です。

 

 

この楽曲のサビ部分を例にご紹介していきます!

全ては簡単なコード進行から生まれる

まず私が楽曲制作をするときはあらかじめ好みのドラムトラックが用意されたテンプレートを使っています。

 

この辺りは個人の好みだと思うので、本当に何もない状態からでも大丈夫だと思います。
とりあえず手持ちのDAWソフトで新規にプロジェクトを作ります。
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そしてピアノ音源を開きます。
この時点では音にこだわらないので、軽い動作のものが良いですね。

 

私はSONAR付属のTrue Piano Amberを使っています。

 

そこからコードを入力していくのですが、単純にひたすら鍵盤を叩いて好みのコードが定まるまで何回も演奏しています
パターンとしては既にある程度は【型】みたいなものが決まっているのですが、とにかく何でも良いので手軽にコード進行だけ決めてしまいます。

 

進行が決まったらベタ打ちの入力で形にします。
コードだけ定まっていればいいので本当にこの時点では押さえてるだけです。

 

私はSONARを使っているのでステップ入力モードにして鍵盤をべたべた押さえていくだけで完成させます。

 

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そしてこの段階ではこんな感じの音です。

 

 

これで曲作りの第一段階が完了です。

コードにメロディを付ける

続いて先ほどのコードにメロディを付けます。

 

私の場合はシンセサイザーの曲作りの際のメロディ専用のリード音色を自分で作っていますが、メロディが分かれば何でも良いと思います。
ただピアノ音色はコードとメロディの区切りが分かりづらくなるので避けた方がいいかもしれません。

 

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そして先ほどのコード進行にメロディをくっつけてみた音がこちらです。

 

 

曲の原型の完成です。
この先は各楽器の打ち込みにいよいよ突入します。

ドラムトラックは起承転結を考えて打つ

基本的に曲作りをしているとき、曲の出だしから終わりまでのイメージが私は頭の中にあります。

 

「ここからこう入って、こう盛り上げて、一度トーンを落として最期盛り上げて終わる」

 

というようなものですが、このイメージに沿ってドラムトラックを作っていきます。
Re-Birthではサビの部分はずっしりした雰囲気で仕上げたいと思って作りました。

 

 

よくこの段階では適当なパターンを入れて置くというのもよく言われますが、パターン集は音量差があったりして使いづらい場合もあるので、私の場合は後から打ち込み直したりすると二度手間なので、最初から完成イメージに近いところまで打ち込みます。

 

パターン集にたまに入っている余計なMIDIコントロールが音源に妙な変化を加えるのを避けたいのも理由の一つです。

 

 

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ゴーストノートやフィルもこの段階でほとんど決めてしまいます。
万が一修正するとなれば、MIDIの場合は後からいくらでも修正できるのがDAWの良いところですので、思ったことを思ったままに素直に打ち込んで仕上げます。

 

そして打ち込んだドラムトラックがこちらです。

 

 

次に先ほどのドラムトラックとコード進行+メロディを合わせてみます。

 

かなり曲になってきました。
次はベースとギターです。

ドラムとベース&ギターは必ずセット

ドラムを打ち込んだ次にベースを打ち込みます。

 

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今回はこんな打ち込みを今回してみました。

 

ドラムが激しく動いているわけではないのでベースがある程度の音階を移動するフレーズを弾いても大丈夫そうだというイメージで打ち込みました。
何かが激しく動けば何かは静かに。この【静】と【動】は作曲のときにイメージしておくと「うるさい楽曲」にならずに済むのでワンポイントです。

 

ギターは曲のコード進行をしっかりと強調するために飾りは押さえてコードで進行するようにしてみました。
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こんな仕上がりです。

 

これで曲を構成するドラム、ベース、ギターは完成です。

ピアノのコード進行の打ち込みをアレンジする

個人的にいつもやっているのですが、ここぞというときはバッキングでピアノの音色を使います。
アタックの音が良いアクセントになって、曲のコード感を引き立てるので簡単な上に効果が高くお勧めです。

 

最初に打ち込んだピアノのコード進行ベタ打ちは音源を変えてこんな風にしました。
True Piano AmberからAddictive Keysへ楽器も変えています。

 

 

コードの中には特徴音と呼ばれる音があるのですが、ギターやベースなどでその音を出すと曲が濁って聞きづらくなりやすいです。
特に激しくオーバードライブさせている歪系のギターは1度と5度のパワーコードなら綺麗でも、3度の特徴音を一緒に加えた途端に濁った音になる場合が多いです。

 

そこでピアノに特徴音を出してもらって曲全体を引き締めるという意味合いもあります。

 

さらにここからアレンジで打楽器と人の声も入れ、両サイドにホルンとトランペットを加えて曲を仕上げていきます。

いよいよ楽曲の打ち込みが完成

そうしてひとつのコード進行からスタートした楽曲は最終的にこんな打ち込みへと変わります。

 

 

この後さらにバランス調整をしたりしてMIDIでの打ち込みを完成させた後、ミキシングをして完成するのですが大まかには曲作りはこうして進めています。

 

今回は紹介のために一部だけを切り取ってご紹介しましたが、普段の楽曲制作では出だしから終わりまでをトータルで見てこの流れで作業しています。
ごくたまに理論を先行させた作曲手法をとることもありますがそれは別の機会にご紹介できたらと思います。

 

全てはただひとつの簡単なコード進行からという内容でご紹介しました。
コード進行を作った後にテンションノートを加えたりその時点でアレンジしたりすることもありますが、思いついたものを思いついたまま形にすることを心がけています。

 

 

皆さんも曲作りで悩んだらとにかくコードを簡単でも何でも良いので打ち込んでみることをお勧めします!
ではよき音楽ライフを!

 

 

 

リマリアオリジナル楽曲【Re-Birth】はニコニコ動画でも公開中です!
※動画で使用しているVocaloid MAYUのイラストはさなか様よりお借りしているイラストです。

 


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